


うんなんグローカルセンター 事務局長
多文化共生マネージャー
李 在鎮さん(写真左)
Jeajin Lee
韓国ソウル出身。大学で韓国語教育を専攻し、大学の語学堂や移民女性をサポートする団体で働く。2012年、雲南市国際交流員として来日。5年間の活動を通じ、都会では感じなかった人の優しさに触れ雲南市での永住を決める。2013年、これまでの恩返しがしたいと外国人サポートや外国出身者と地域をつなげる活動を始め、2018年からは「うんなんグローカルセンター」で多文化共生事業に取り組む。
うんなんグローカルセンター 代表
芝 由紀子さん(写真右)
Yukiko Shiba
神奈川県横須賀市出身。大学で日本語教育を専攻し、大学や企業などでの日本語教育に従事。2012年、韓国人の夫とともに雲南市に移住。外国につながりのある子どもたちへの日本語支援を中心に、外国出身者の交流の場づくりや地域での啓発活動に取り組む。
外国人も楽しいまちづくり
雲南市には18ヶ国215名の外国籍の方がお住まいです。誰もがその人らしくいきいきと暮らせるように、2013年に夫婦で市民団体を立ち上げ、多文化共生活動を開始。今後は「外国出身の方の活躍の場」、「誰もが自然な形で交流できる場」、「外国につながりのある子どもたちが自分のルーツを素敵なことだと感じられる場」、そして「うんなんの子どもたちが世界とつながれる場」をめざして雲南市木次町日登地区で拠点づくり(多文化カフェSoban)にチャレンジ中。
「うんなんグローカル拠点づくり」プロジェクト
- 内容
- 多文化共生、グローカル活動を行う拠点(グローカルカフェ)を整備し、
食を通じた国際交流を中心とした活動を展開する。 - 目的
- 市内には200名を超える外国籍の住民が暮らしているが、言葉や習慣の違いや市民の理解不足から孤立や引きこもりが起きている。多文化共生活動を通じて市民理解の促進とグローカルな視点をもった子どもたちの育成につなげていく。
チャレンジレポート
多文化共生活動の拠点整備を行い、多文化ライブラリーとして開放し、多文化カフェSobanも飲食店営業許可を取得し、料理教室や多文化交流イベントを行っていきます。また、2月に多文化共生円卓会議を実施し、多様な参加者と活動の共有ができました。共生ビジョンづくりに向け、ワークショップなどを定期的に行います。そして、外国人住民と日本人住民が、地域で「豊かな時間」を共有し、外国人のネットワーク構築、子どもたちの交流の場を実現していきます。
1期生(2018年度)の
スペチャレ報告書は
こちらからご覧いただけます。