SHIMANE UNNAN-CHALLENGE

地域自主組織 

「福祉講演会」~がん撲滅を目指して~

2017年12月13日

 11月16日(木)、「がん撲滅」をテーマに福祉講演会を開催し、雲南市立病院 大谷 順病院長と渡部 初枝保健師さんに『がん予防~特に大腸がんの予防について~』という演題でご講演いただきました。


 私たちはなぜがんにかかるのか。体中すべての細胞は、「時が経つと必ず死ぬ(かわりに新しい細胞が誕生する)」仕組みになっている。ところが外からの刺激を受けることで遺伝子が傷つき、「必ず死ぬプログラム」が書き換えられ、がん細胞となる。そのがん細胞は、放っておくとその人が死ぬまで死滅することなく増殖し続ける、つまりがんになる、というお話がありました。
 そこで、がん予防策は、
①がん化(遺伝子を傷つけること)を促進するものから身を守ること 
酒、たばこ、脂肪、肥満・運動不足、ストレス(精神的・肉体的)など日常の生活習慣に大きく関わっており、特にたばこ(副流煙を含め)は極悪。ピロリ菌除菌療法も有効。

②がんを早く・確実に発見すること
とにかくがんで死なないためには「○○で末期がんが治った」などのあやふやな情報に惑わされず、「がん検診を受ける」。ちなみに外国の健診受診率は、アメリカ85%、ニュージーランド75%、お隣の韓国で68%、日本では厚労省が50%の目標を掲げているものの、島根県では20%程度、雲南市ではさらに大きく下回るのが実情だそうです。

まとめ
○生きている以上、がん化は避けられない。いくら気を付けてもなる。
○がん化を遅らせることは、生活習慣改善で可能である。
○早期・前がん状態での完治を期待するなら、ぜひがん検診を受けましょう。



 夜の会で急に寒くなったこともあり、参加者は34名と少数でしたが、若い方、特に男性の参加が多くあり、講演後の質問も活発で、大変有意義な講演会であったと感じています。これを機にがん検診の受診率が向上してほしいと切に願っています。

  



海潮地区振興会