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歴史の幸

「菅谷たたら山内」保存修理事業に着手しました

菅谷たたら山内の「山内(さんない)」というのは何を指しているかご存知でしょうか。「山内」とは、近代のたたら製鉄に関連する施設と、かつて、このたたら製鉄に従事した人々が暮らした集落が一体となった地域をいいます。この山内が現在でも遺されているのは、全国ではただ一か所「菅谷たたら山内」だけなのです。おそらく、かつて行われていた製鉄の施設が集落ごと現存するのは、世界においてもここだけでしょう。
 かつて、松江藩の鉄師頭取でもあった田部家によって経営されていた菅谷たたら山内は、たたら製鉄の歴史を伝える貴重な生産遺跡であることから、昭和42年(1967)重要有形民俗資料(現在は重要有形民俗文化財)の指定を受けました。平成22年(2010)には、田部家から「菅谷たたら山内」の大半が雲南市に寄贈されたことを受け、雲南市ではこの貴重な文化遺産を主体的に保護保存するとともに、さらに積極的な活用を図っていくことにしています。
 菅谷たたらは、大正10年(1935)まで操業が行われていましたが、操業が終わるとともに建物の老朽化が進んでいました。それでもなお、高殿や元小屋は、建物の傷みや幾度もの風雪を乗り越えて、私たちに菅谷たたら山内の歴史文化を伝えています。こうした中、「山内」の施設建物では、さらに傷みが深刻になり、建物の全面的な保存修理が望まれていました。
 そこで雲南市では、施設建物の大規模な修理を行い、菅谷たたら山内の保存整備を図ることとしました。 現在、「山内」の高殿や元小屋は、工事のため公開を中止しています。代わってこのコーナーを通して、工事の状況や菅谷たたら山内にまつわる情報をお伝えしていきます。
 

         桂黄(縮小).JPG

              赤から黄色に変わった桂の木と春の山内


 

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