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歴史の幸

縄文の暮らしぶりが偲ばれる平田遺跡Ⅰ

 前回は、三刀屋町飯石川に面した宮田遺跡をご紹介しました。続いて平田遺跡をご紹介します。スサノオノミコトのヤマタノオロチ退治神話で知られる斐伊川は、奥出雲町船通山を源に雲南市を縦断する一級河川です。平田遺跡は、その中流域にあたる遺跡で、斐伊川の間近に所在しています。ここから、概ね4000年から3000年ぐらい前の縄文土器や石器が出土しました。住居跡こそ発見されなかったのですが、出土した多くの生活道具から、斐伊川のそばで営まれた縄文びとの暮らしの一端が窺われる遺跡となりました。このコーナーでは平田遺跡から発見された遺物をご紹介します。
食器の原型は縄文時代から?
 平田遺跡では数万点に及ぶ土器片が出土しましたが、その中から数点の土器が復元されました。復元された土器には縄目の文様が施された有文の深鉢があります、この深鉢は口の部分を波状に成形したもので、高さが61㎝あり、有文の精製深鉢では県内最大級の大きさです。また、今ではこのような形の器はみられませんが現代でも通用しそうな食器が出土しています。それが浅鉢やボール状の食器です。画像の浅鉢は精製の土器で表面にツヤが出るほど磨いてあります。また、高さが8㎝ほどのコップといってもよさそうな土器もあります。これらの食器の形はほぼそのまま現代まで引き継がれており、大皿やボールの原型は縄文時代にあったかもしれません。

                平田縄文土器深鉢.jpg

                  波状の縁をもつ深鉢(縄文時代後期)

                   浅鉢.jpg

                        ボール状浅鉢.jpg

                              コップ状小鉢.jpg

 

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